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ハ行
・梅雨中の雷は晴れ近し
梅雨になると、梅雨前線や低気圧のためシトシト雨が降り続いて、洗濯物が乾かないのが悩みだよね。この梅雨期間中は熱雷が発生することはないのが普通です。しかし、梅雨前線が北上し、南の高気圧が張り出してくると晴れて熱雷が発生します。したがって、雷は梅雨明けの証拠となるようです。雷が訪れたら、晴れが近い!さあ、海水浴の準備をしようかな?
・八十八夜の忘れ霜
「夏も近づく八十八夜」と歌われる茶摘み歌は知っている?立春から数えて八十八日目は、五月二日か三日に当たります。農家では、この八十八夜を霜害の目安として「八十八夜の忘れ霜」「八十八夜の別れ霜」といって、八十八夜を過ぎると霜があまりおりないことから、稲や夏作物の種をまく時期の目安にしていました。八十八日というのは節目なのね。
・初雪の早い年は根雪はおそい
いつもの年より早く大陸の高気圧が発達し、冬型の気圧配置になると初雪が早くやってきます。雪国では初雪が降ったからといってすぐ根雪になることはまずありません。何度か雪が降り、寒くなるに従い根雪になります。初雪が早いときは根雪も早くなる場合はあるのですが、初雪が早く根雪が遅いというのは、今のところ理由が見当たりません。昔からの言い伝えなのでしょうね。
・春風秋良し
春に風がよく吹けば、秋の台風があまり来ないので、そのために豊作になるだろうということわざです。「春先、三度大きい春風があれば作がいい」ともいわれ、春に風が強く吹く年には作物がよく育つという意味なのです。春の風と豊作については、はっきりとした根拠はありませんが、農作地帯では春の風によって秋の収穫を予測したのでしょうね。
・日がさ月がさ出ると雨
太陽や月のカサって見たことある?太陽や月の周りに見える淡い白色や赤色のことで、これは空の高いところにある小さい氷の結晶に日光や月の光が当たり、氷晶プリズムが作用してカサが現れるのです。カサが見えるのは巻層雲があるからで、巻層雲は低気圧の前面や側面に現れる雲です。それで、雨になるということなのです。
・彼岸坊主の大袈裟流し
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、彼岸は春と秋の2回あります。このことわざは、秋の彼岸ころにはちょうど台風がくることが多く、大雨が降るという意味です。お坊さんは肩から袈裟(けさ)をかけているので、大雨がおおげさに、あるいはこの袈裟のようにぎょうぎょうしく流れるという意味なのでしょうか?
・羊雲が出ると翌日雨
ヒツジ雲というのは、青空に白色や灰色の雲のかたまりで、それがまるでヒツジが群がっているように見える雲のことです。ヒツジ雲は高さ4〜6キロメートルのところにできる高積雲で、気流の出合うところによくできる雲です。ですから、低気圧が近づいて来ると、ある方向に空気が流れ、天気がくずれる前にこのヒツジ雲が見られることが多いのです。ヒツジ雲を見たら傘をお忘れなく。
・ヒバリが高く昇るときは晴れ
ヒバリは100メートルくらいの高さを昇り、上空での滞空時間はおよそ7、8分程度です。雨が近づき、空気中に水蒸気が多くなるとヒバリの鳴き声が近くに聞こえてきます。一方、天気が良く乾燥しているときは、音が遠くに聞こえます。それで、ヒバリの飛ぶ高さが同じでも空気の乾燥によって声が遠く高いところから聞こえてくることから、晴れにつながるようです。
・ヘビの冬ごもり早ければ霜が早い
冬になるとヘビは冬眠します。いつもの年より寒さが早く来るときは、ヘビの冬ごもりが早くなるようです。そうなると、霜も早くおりるということです。冬眠をする動物にとって、冬の到来をいち早くキャッチしなければなりません。ヘビは寒さを予知して素早く冬ごもりするようです。
・星が出ていれば晴れ
星空がいつもよりはっきり見えるのは、空気中の水蒸気や雲が少なく空が済んでいるときです。こういうときは、高気圧におおわれていて天気が良くなるということです。「星が多くことに流れ星多ければ晴天」「星が大きくみえる翌日は晴れ」「月の横に星あるときは晴天」など、星がよく見えると晴天になるということわざが多いのよ。
・白雲糸を引けば暴風
白雲というのは、巻雲(けんうん)あるいは筋雲(すじぐも)という雲で、空の高いところにできる真っ白な雲のことです。空の上層部にかなり強い風が吹くと、この雲がときどき糸を引いたように見えることがあります。台風などが近づくと、最初は上層部に風が吹き始めます。だから、雲が流され、白糸が引いたように雲が見えたら、やがて暴風が来ると考えていいでしょう。
・星が繁くまたたくと風が強くなる
星がまたたくというのは、星の光がちらちらと輝くことをいいます。それを、瞬(またた)く、あるいは瞬(まばた)くともいうのよ。星の光がいつもより瞬いて見えるときは、大気中の暖かい空気と冷たい空気が接触し、こうした空気の層を透して星を見るからなの。これは、上層に強い風が吹いていることで、これが次第に下層へおりて来るのです。星の瞬きと風には御用心ね。
・春の高温は豊作
春の気温が高いと夏作物の種植えが早くなります。暖かいと霜の害も少なく、苗もすくすくと良く育つのよ。もうひとつ「春の南風は豊作」ともいい、春のうちから太平洋の高気圧の勢力が強く南風を吹かせるようなときは、夏も晴天が続き気温が高くなるようです。これは、「春暖かいと夏は暑い」と同じ意味です。でも、春に南風が吹いたからといって高気圧がそれほど発達していないときもあるので、いちがいには言えないようよ。
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