〜 ことわざ編 〜

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・ヤマイモの豊年は、雨の多い年にかぎる
 同じ意味のことわざに「ダイコンの豊作は雨の年」があります。干ばつのときは、根野菜のダイコンやヤマイモは大きくならず、ある程度の雨が降ったときには大きく育つことからこのようなことが言われています。一般に、根野菜がスクスク育つには、たくさんの雨が必要ということでしょう。

・山の豊作、野の凶作
 その昔、灌漑(かんがい)施設が今ほど発達していなかったころは、土地の高いところが豊作になると、土地の低いところが凶作になると言われていました。特に稲作では、水と密接に関係しているため、土地の高いところの水田では雨が多くなると稲が育つのですが、逆に低いところは洪水をもろに受けてしまい、稲が流されて凶作となるようです。

・雪の多い年はムギの豊作
 雪が多い地方ではムギが豊作になるという意味ではありません。あくまでも、温暖な地方でのケースです。それは、不意の雪によってムギの徒長が抑えられるからで、ムギの無駄な成長がなくなるということなのです。もうひとつ、季節風によって土が飛んで被害を受けるのですが、雪によって抑えられるという効果もあるのです。

・山に黒雲がかかると大暴風となる
 山に黒雲がかかるのは、よく見かけるでしょう?風というのは最初に上の方から吹いてくるのですが、それが山に当たりさらに斜面に沿って吹き上がるとそれが上昇気流となるわけです。その気流の水蒸気が凝結して雲となるのです。だから、山に黒い雲がかかると次第に低気圧がきて荒れるということなの。

・山に鉢巻雲がかかれば晴れる
 鉢巻き雲って知っている?山に、まるでハチマキをしたようなドーナツ状の雲がかかったことを想像してみてね。この雲を見ると何故晴れるかというと、日が照り山の斜面があたためられると山肌に沿って上昇気流が発生し、これが高いところで冷えて鉢巻雲ができあがるというわけなの。鉢巻雲を見つけたら傘はいらないわね。

・山に雪が三度降ると里にも雪が降る
 山に雪が降っても、平地では雪が降らないということはよくあるよね?山は平地よりも寒いから雪が里よりも早く、そして多いのです。だから初雪も山の方がずっと早いでしょう? 山の高さにもよりますが、だいたい山に雪が二回、三回と降るようになると、里にも雪が降るのが近いということなのです。

・夕露が多いと晴れ
 露が発生するのは、天気のいいときほど地面の熱が空に向かって逃げていくため地面の空気が冷え、水蒸気が凝結して露となるのです。天気がいいときほど露が多いというわけ。夕方になって冷え込み、草がぬれていることがよくあるでしょう?夕露が多いと、晴れになるというのはそこからきています。

・夕焼けは晴れ、朝焼けは雨
 夕焼けを見て「明日は晴れるね」と思ったことはよくあるでしょう。空が赤く見えるということは、空に雲がなく空気中の水蒸気が少なく澄みきっているからなのです。さらに、天気は西から東へ移動しているので、西が晴れていれば翌朝も晴れということ。また、朝焼けは湿度により赤い光線だけが見られる現象で、その湿度が低気圧接近のお知らせです。

 

 

 
 
  
  
 
 
 
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